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爆撃予想問題 : 第2回 瑕疵ある意思表示
投稿者: matsuo 投稿日時: 2006-07-15 17:55:32 (3223 ヒット)

爆撃予想問題

2回目の爆撃

 瑕疵ある意思表示について演習問題をやって行きたいとおもいます。

◆◆◆ 学習便ポイント◆◆◆-----------------------------

 1 瑕疵有る意思表示をした者は、その契約を取り消すことが出来るか、又は無効を主 
  張することができるか!


 2 その無効・取消の主張を第三者に対してできるか!


◆◆◆ 予 想 問 題 ◆◆◆----------------------------

 1 A所有の土地をBに売却する契約を締結した場合。AのBに対する売却の意思表示
   がCの詐欺によって行われた場合で、BがそのCによる詐欺の事実を知っていたとき
   は、Aは、売却の意思表示を取り消すことが出来る。

 2 AのBに対する売却の意思表示がBの強迫によって行われた場合、Aは、売却の意
   思表示を取り消すことが出来るが、その取消をもって、Bからその取消前に当該土地
   を買い受けた善意のDには対抗できない。

 3 Aが、自分の真意でないと認識しながらBに対する売却の意思表示を行った場合で
、   BがそのAの真意を知っていたとき   Aは、売却の意思表示の無効を主張でき
る。

 4 AのBに対する売却の意思表示につき法律行為の要素に錯誤があった場合、Aは、
   売却の意思表示の無効を主を張できるが、Aに重大な過失があったときは、無効を主
   張できない。

 5 AとBは、A所有の土地について、所有権を移転する意思がないのに通謀して売買契
   約を締結し、Bの名義に移転登録をした。Bがこの土地にCに対する抵当権を設定、
   その登記をした場合で、CがAB間の契約の事情を知っていたときは、Aは、Cに対し
   て抵当権設定行為の無効を主張することができる。

 6 上記の例で、今度はBがこの土地をDに売却し、所有権移転登記をした場合で、Dが
   AB間の知らなかったことについて過失があるときは、Aは、Dに対してこの土地の所
   有権を主張できる。


◆◆◆  解   説  ◆◆◆--------------------------

 1 第三者Cが詐欺をしたとき、相手方Bがそのことを知らなかったときは取り消せない
   が、知っていたときは取り消すことが出来る。
 
 2 おどされて意思表示をした者を保護する必要が大きいので、脅迫を理由とする取消
   は、善意の第三者Dにも対 抗できる。

 3 心裡留保による意思表示は、相手方が冗談であることを知っていたり(悪意)、注意
   すれば冗談とわかったはずだ(過失)という場合は、無効を主張できる。

 4 要素に錯誤がある場合は、原則として無効を主張できるが、表意者に重大な過失が
   あるときは無効の主張は許されない。

 5 虚偽による無効は、悪意の第三者Cには対抗できる。従って、AはCに、Cの抵当権
   は無権利者であるBが設定したものであり、無効だと主張ができる。

 6 虚偽による無効は、善意の第三者には対抗できない。第三者は善意のみでたりる。
  過失があっても保護される


解答-------------------------------------- 
   1 ○ 2 × 3 ○ 4 ○ 5 ○ 6 ×
   ---------------------------------------

◆◆◆  一  言  ◆◆◆------------------------------


瑕疵有る意思表示は無効か取り消すことが出来るか、善意の第三者には対抗できるか
が大きなポイントとなります。これをまとめると次のようになります。


   A----------------->B--------------->C
売 主       買 主      第三者

==============================================
       
 原 因        当事者の場合          第三者に対=============================================

 心裡留保    原 則> 有 効  Cが善意の時、Aに対抗できる。      
           例 外> 無 効

----------------------------------------------------------------------------------
虚偽表示        > 無 効 Cが善意の時、AはCに対抗できない。
-----------------------------------------------------------------------------------
 錯 誤        > 無 効  善意の第三者に対して無効 を主張できる。
-----------------------------------------------------------------------------------
 強 迫           > 取 消  善意、悪意を問わずAは取消の効果を主張できる

----------------------------------------------------------------------------------
 詐 欺          > 取 消  Cが善意の時は取消を主張できない。
============================================= 

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