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爆撃予想問題 : 第38回 令和2改正対応 錯誤
投稿者: matsuo 投稿日時: 2020-05-10 11:40:45 (71 ヒット)

問1.「錯誤が、売却の意思表示の内容の重要な部分に関するものであり、法律行為の要素の錯誤と認められる場合であっても、この売却の意思表示が取消すことはできない。」

【正解:×】◆法律行為の要素の錯誤は取消す事ができる。

 錯誤が,意思表示の内容の重要な部分に関するものであり,法律行為の要素の錯誤と認められる場合,その意思表示は取消す事ができるので。誤り(民法95条本文)。

問2.「錯誤が、売却の意思表示をなすについての動機に関するものであり、それを当該意思表示の内容としてAがBに対して表示した場合であっても、この売却の意思表示が取消す事はできない。」

【正解:×】
◆動機が相手方に表示されたときは錯誤が成立することがある

 原則として,錯誤が,意思表示をなす動機に関するものである場合はその意思表示は取消す事はできないが,それを当該意思表示の内容として表示したときは,錯誤が成立することがあり,その意思表示は取消す事ができるので誤り(判例)。

問3.「錯誤を理由としてこの売却の意思表示が取消す事ができるとなる場合、意思表示者であるAに重い過失があるときは、Aは自らその取消を主張することができない。 」
【正解:○】
◆表意者に重大な過失があるときは,錯誤による取り消しを主張できない

 錯誤を理由として意思表示が取消しができる場合でも,表意者に重大な過失があるときは,表意者は自ら錯誤による取り消しを主張することができない(民法95条但書)。 

問4.「錯誤を理由としてこの売却の意思表示が無効となる場合、意思表示者であるAがその錯誤を認めていないときは、Bはこの売却の意思表示の取消を主張できる。」

【正解:×】
◆錯誤による取り消しは,原則として,表意者のみが主張できる

 錯誤による意思表示の取消しを主張することができるのは,原則として,保護されるべき表意者のみであり,相手方や第三者は当該意思表示の無効を主張することはできない(判例)ので誤り。

▼ここは注意! 表意者に対する債権を有する第三者がその債権を保全する必要があり,表意者が錯誤を認めているときは,表意者に錯誤による無効を主張する意思がなくても代位行使する前提として錯誤による取り消しを主張することができる(判例)。

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