■令和元年宅地建物取引士 問1の問題解説
令和元年 宅地建物取引士問題 解答
令和元年 10月22日に掲載いたします。
難易度 基本的な問題である。
【問 1】 Aは、Aが所有している甲土地をDに売却した。この場合に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。
1. 甲土地を何らの権原なく不法占有しているCがいる場合、BがCに対して甲土地の所有権を主張して明渡請求をするには、甲土地の所有権移転登記を備えなければならない。 ※このばあいは登記なくしても対抗できる。したがって誤り。2. Bが甲土地の所有権移転登記を備えていない場合には、Aから建物所有目的で甲土地を賃 借して甲土地上にD名義の登記ある建物を有するDに対して、Bは自らが甲土地の所有者であることを主張することができない。
3. Bが甲土地の所有権移転登記を備えないまま甲土地をEに売却した場合、Eは、甲土地の所有権移転登記なくして、Aに対して甲土地の所有権を主張することができる。
4. Bが甲土地の所有権移転登記を備えた後に甲土地につき取得時効が完成したFは、甲土地の所有権移転登記を備えていなくても、Bに対して甲土地の所有権を主張することができる。
問3からは宅建資料室にて解説してまいります。
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